日本の実験音楽が黄金期を迎えた60年代、その中心にいた一柳慧の、ニューヨークの出版社に40年間眠ったままになっていたテープ作品を救出、初のディスク化！ホテルのオープニング記念に流された「船隠」は、石彫作家の空充秋による石造スピーカー10数点を用いて、庭園でインスタレーションのように上演された。琵琶を変調した鋭利な音が素晴らしい。そして代表作の一つに数えられる「ライフ・ミュージック」のオリジナル・テープ版。オーケストラを伴った66年のバージョンの演奏では、オーケストラはこのテープでドライブされた特殊なエフェクト装置によって変調された。どちらも今の社会状況ではおよそ考えられない、尖ったアヴァンギャルド精神の発露である。（詳細と試聴はこちら）

型番	Edition OMEGA POINT Archive Series OPA-017
販売価格	2,500円(税込)
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