2000年代初めに永井清治の電子音楽などを手がけたことがある個人レーベルDoppelganger Recordsが2001年にリリースしたCD。哲学者ニーチェが残した楽曲を、様々なジャンルのアーティストたちがリミックス。12曲のうちいくつかは、この時期流行ったテクノイズの系統だが、米本実の作品"untitled" (tr.5)は、ピアノ曲の素材を、ラジカセとラジカセを近付けて録音するという原始的なダビング方法を繰り返したもの。他に永井清治の”Meta-Chaos” (tr.11)、このレーベルの最初のリリースがあった渡邊幸一(tr.7)、関西電子音楽の重鎮石上和也(tr.6)など、実験電子音楽の領域の人が多数参加している。
＜試聴＞ tr.5 / tr.6 / tr.11

型番	Doppelganger Records
販売価格	2,500円(税込)
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