標準時子午線が通る地点で「秋分の日に、一日、自然に耳を澄ます」行為のために、およそ1年半を掛け1988年に完成した、鈴木昭男の主要サウンド・プロジェクト"日向ぼっこの空間”。この２つ並んだ泥レンガ製の巨大壁の空間の録音は、過去にごく一部を切り取ったパフォーマンス音源が出ているものの、プロジェクトの趣旨である空間そのものの環境音というのは残されていなかった。本作は、図面や当時の関係資料、テキストを掲載した44ページのブックレットとCDをセットにしての作品化！実際に鈴木氏が座り音を聴いた地点の「無人の空間フィールドレコーディング(1993年 – 60分)」を初収録。２枚目にはそこで鈴木が行った、小石や枝を使った音遊びの記録。現在は取り壊され体感する事ができない、土壁の柔らかなエコーの響きが蘇る。
＜試聴＞ disc 1 前半 / disc 1 後半 / disc2 tr.1

» 特定商取引法に基づく表記 (返品など)

この商品について問い合わせる
この商品を友達に教える
買い物を続ける