音響系ノイズ作家Carl Michael von HausswolffとErik PauserによるユニットPhaussは、80年代から90年代初頭にいくつかの作品を残しているが、最近はあまり顧みられることはなかった。それが突然の復刻！これはCD時代の91年リリースで、”Zürich - Zürich”と”Alger – Lagos”と題された２トラックからなる。フィールドレコーディングのように聴こえるこれらは、実際にその地を旅行した際の録音が使われており、数日ごとにアラームが鳴り、その時に周囲の記録を開始するというコンセプトで得られた。当然こんな雑多な音が常に聞こえるわけはなく、Luc Ferrari的なコンクレート作品だとわかる。、Phaussでこのようなアプローチの作品は例外で、ノイズ系と思われているHausswolffへのイメージも変わるかも。Room40 は最近このような本とCDのセットという体裁が多く、今回のようにアートワークが重要な要素の作家には適している。
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型番	Room40
販売価格	3,700円(税込)
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