オーストリアで活動する女性作家Klementの最新作が出現！バイオリン、チェロ、ピアノの各ソロ演奏から成るが、コンセプトは非常に特殊。まずセメント工場のフィールド音そのままの短いトラックがあり、それをグラフィックスコア化して楽器で模倣する演奏、通常の楽譜に置き換えての演奏（そんなの無理やり！）、さらに複数のフィールド録音から自由に解釈して即興で演奏するという、3つの選択肢が用意されている。こういう内容だからクラシック畑の演奏家には不可能で、MIchael Moser(cello, tr.12)やThomas Lehn(piano, tr.18)その他実験音楽系のキレ者が集結。音もギシギシと工場ノイズの風景となる。考える方も演る方もまともでない思考回路。MUST!!!
＜試聴＞ tr.1 / tr.4 / tr.12 / tr.18

型番	Austrian Gramophone
販売価格	2,500円(税込)
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