あの80’sジャンクノイズの巨匠バンド・Voice Crackの2人、Norbert MoeslangとAndy Guhlは、その指向性の違いから20年ほど前に事実上の解散、以後は別々の活動をしている。特にAndy Guhlはもともとアート指向だったため、Voice Crackの当時から美術館やギャラリーでソロでの演奏を行っていた。
本作は2016年に地元スイスLuzernのギャラリーで行われた展覧会"Ear Lights, Eye Sounds"でのライブを収めた豪華な物件。2種類のカラービニール、28ページの別冊ブックレットには使用した手作り電子機器や小さなジャンク素材、改造楽器などの写真が100点近く収められ、ギャラリーものの香りとともにマニア好みでもある。短めのテイクが多く、特にside Bは非常に抑制された内容なのが意外だが、素材が小振りになっただけで、Voice Crack時代から進化した姿といえる。
＜試聴＞ side A tr.3 / side B tr.4 / side D tr.2

型番	Edizioni Periferia, Luzern
販売価格	14,600円(税込)
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