数人の演奏者からなるこのグループの名前は「小さな楽器」だそうで、トイピアノなどオモチャの楽器を使い始めたことに由来する。メンバーRomanczukの自作曲が中心で、内容もまったりしたものから、生カットアップとでもいえそうな忙しいものまで全体に実験調。4曲目の表題作ではラジオを使いテープの逆回転らしき音もする。ずっと親しみやすい素朴な他の作品に対して、この盤は彼らの最もコチラ向きのもので、新奇な音響を求めた60年代の実験即興演奏に近い。短い1曲目だけは、あの重鎮Kotonskiの1959年の作品で、"Study for One Cymbal Stroke"なのにシンバル以外の音が大半で面白い。
＜試聴＞ tr.1 / tr.4

型番	Bolt
販売価格	2,300円(税込)
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