スウェーデン出身でアメリカで活動した女性映像作家の作品集。4作品のうち最も重要なのは"My Name Is Oona"(’69)で、Steve Reichの初期の位相ズレテープ作品の題名でもある（Oonaの部分は対象となる人名で、演奏ごとに異なる）。映画用サウンドトラックとして改変されているが、この曲自体ライヒ全集などにも入っていないので大変貴重。映像自体も幻想的なコラージュの高内容。他の作品も"Schmeerguntz"(’66)の激しいコラージュが時代をモロに映す。ちなみにダンナは幻の奇怪映像作品「このスイカ野郎」の作者Robert Nelsonで、この作品にもライヒの未ディスク化音楽が使われている。PAL。MUST!!!
＜音のみの試聴＞ "My Name Is Oona"

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