このレーベルは本来Organumなどノイズ系が中心だが、Luc Ferrari（しかも器楽を含む）を出した時は驚いた。そして今度はもっとマニアックなLejeuneとは。INA-GRMの2種のLP(表題の"Parages"を含む)とそれ以前の75年のLPに加え、71年の"Cri"(disc1, tr.1-4)とアナログ機材末期の85年の"Les Palpitations de la foret"(disc3, tr.6-8)は恐らく初ディスク化。機材の進歩とともに音はシャープになっていくが、こうして全体を概観してもノイズファンが聴けるような耳に痛い鋭利な作品が多く、Robotが手を出したのもうなずける。仏電子音楽に特有のテキストを使った退屈な作家を排除した結果でもある。MUST!!!
＜試聴＞ disc1-tr.4 / disc2-tr.4 / disc2-tr.15 / disc3-tr.6

型番	Robot Records
販売価格	5,400円(税込)
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