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この作家の出自はググっても出てこないが、ジャケの「音楽と写真」の記述の通り、インサートには廃墟やそこで見つけたグラフィックな模様の写真数点がある。そして音楽もまたそういうイメージを具体化したかのような、ゴツゴツした素材感があふれる秀作。旋律のある曲も散見されるが、多くはインダストリアルや物音系ノイズと紙一重であり、アプローチのしかた次第でブレイクするんじゃないだろうか。
＜試聴＞ tr.1 / tr.2

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