[OMEGA断捨離超加速！]
彫刻家・金沢健一は、熔断された鉄のかけらを叩くことで生まれる音に注目し、「音のかけら」というパフォーマンスを始めた。これは2000年、新潟での展覧会の際作られたカタログとしての初めてのCD。非常に静謐で空間的な音とともに、複数の演奏者のテイクではパーカッシブなノリも聴かれる。ガラス粉を撒いた鉄板をゴムボールで擦ることによる、クラドニ図形を伴う深いドローンが素晴らしく、その後長く彼のパフォーマンスの定番となった。34項のCDサイズのブックレットはフルカラーで豪華な内容。絶版久しく、再発の計画もあったが実現不明。新品発掘1部。
＜試聴＞ tr.4 / tr.6

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