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本来フリージャズのベーシストでありながら、70年代から電子音楽を手がけているオーストリアの異色の作家Guenther Rablの自主レーベル。最近テープ作品のリリースのニュースがないと思ったら、ドバドバ出ていた！
この作家は1946年生まれだから高齢なはずだが、情報が見当たらない。「輪郭-構造-システム-崩壊」という暗示的な題名が示すような、抽象的なコンクレート音。インサートの写真の、コイルを使った自作らしきオブジェ楽器を操る様子がソソられる。実際表題に関係した最後の曲は、そのジャンクオブジェを使った極太の打撃音が支配していて素晴らしい。全体にアナログ的な感触だが、この曲はそれが極まっている。こんな作家が他にリリースがないらしいのが不思議。
＜試聴＞ tr.3 / tr.5 / tr.8

型番	Canto Crudo special edition
販売価格	2,700円(税込)
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