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本来フリージャズのベーシストでありながら、70年代から電子音楽を手がけているオーストリアの異色の作家Guenther Rabl。Canto Crudoは彼の自主レーベルで、 OMEGAとはもう20年のつきあい。最近テープ作品のリリースのニュースがないと思ったら、ドバドバ出ていた！“Werke”シリーズの番号以外にいくつか作品があり、再びシリーズが復活。この時期から日本人の琴奏者Chieko Moriが、演奏やイベント企画でRablに協力した。本作では”Gamma” (tr.1)、”Vanderpol” (tr.2)、”Scratch” (tr.4)に参加しているが、１曲目冒頭で生の琴の音がある以外はすべて琴の片鱗もないほど電子的に加工されている。５曲目だけがまったりしたフォーク調の曲なのが変。
＜試聴＞ tr.1 / tr.4

型番	Canto Crudo
販売価格	2,700円(税込)
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