京都三条にあったアートスペース虹は、７年前に閉廊するまで1500回近い展覧会を開催した。ここで初めて作品を発表した巨匠も多い。他の現代美術画廊と違うのは、音に関する展示を多く行っていたことで、藤本由紀夫、鈴木昭男、さらに近所に住んでいたノイズのAUBE(中嶋昭文)もジャケットワーク展を行うなどしばしば参加した。それらの一人でサウンドアートの巨匠Juliusの1991年の個展のパンフを資料整理中に発掘。飛沫が飛び散る墨書のようなドローイングと、その墨からできる微粒子の粉をスピーカー上で振動させる。この頃から一連のCDが作られるようになった。

型番	アートスペース虹
販売価格	400円(税込)
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