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このレーベルがこれだけ掘ってもまだ出てくる、自国ベルギーの埋もれた電子音楽作家。2023年に亡くなっており、いわば追悼の意味を込めた作品。表題は曲名ではなく、制作に使った自作シンセの名前である。1975年から1987年までの17曲を収録。おそらくそれ以降は市販シンセの登場で、制作スタイルも変わったのか。Metaphonの好みで自作機材での作品に絞ったのだろう。マルチトラックレコーダーを使わず、そのため音は実に素朴かつミステリアス。本人によるテキストの他、このレーベルの第一弾リリースだったBaudouin Oosterlynckが書いており、親交があったらしい。過去の例から、マイナー作家でこんな高くてもすぐなくなってしまう恐れあり。
＜試聴＞ disc 1 side A tr.2 / disc 3 side B tr.2 / disc 4 side B tr.1

型番	Metaphon
販売価格	42,000円(税込)
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