1968年にドイツに留学しシュトックハウゼンに師事するなど、カタギの経歴を持つ、シドニーの知られざる作家David Ahernが70年代初期に率いた、オーストラリアの実験即興グループTeletopaの音源が45年ぶりに発見され初リリース！実は本作はNHKで1972年にFM放送のために録音されたものなのだ。75年には、あの伝説の一柳+小杉+Michael Rantaが演奏し、後に"Improvisation SEP 1975"としてLPになったものが放送されていて、Teletopaもおぼろげなサックスやフルート、バイオリン、パーカッション、エレクトロニクスによる、まさにその雰囲気がただよう驚異の浮遊内容！おそらくアヴァンギャルドに精通した当時の敏腕プロデューサー・上浪渡が情報を得て招いたのであろう。NHKの深い闇に眠っている劇薬の一部である。版元絶版からずいぶんたつが、やはり地元の業者がデッドストックをもっていた。MUST!!!

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