東京で行われた「フルクサス週間」なるイベントに招かれながら、ドクターストップでドタキャンとなった時は心配されたが、活動自体はいまも旺盛。その最新作はなんと彼にとっては初めての弦楽四重奏曲集！実は収録曲には1973年のがあり、近年の作品とまとめて公開された。古典的ではないとはいえ、なかなかコブシの効いた音楽。なあんだフツーの演奏じゃん、などと言うなかれ。過去のカントリーフォーク垂れ流しの激レアLPと比べれば、「作品」を演奏しているのだから美術家的治外法権度は低いといえる。ちなみにかのBroken Music誌に付属していたソノシートも彼の弦楽四重奏曲。顔をペイントしたジャケもいい。
＜試聴＞ side A tr.2 / side B tr.2

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