1970年に開催された大阪万博のいくつかのパビリオンでは、実験的な音楽やマルチメディア作品が試みられ、ディスクとして発表されたこともあった。しかし中心部に造られた巨大な「お祭り広場」で行われた、多数のイベントのために提供された音楽がどんなものだったのかは、実はほとんど紹介されていない。多くの音源が失われてしまった中で、残された貴重な記録からそれらの一部を初めて読み解いた。詳細な解説はもちろん川崎弘二。

special edition #2は、「旗・旗・旗と光の広場」のフォト・カード2枚に加えて、秋山邦晴が「旗・・・」以外にいくつかのパビリオンでの音楽を録音した中から、日本の作家の電子音楽を抽出してまとめたCDRを追加し、特殊パッケージとしたもの。湯浅譲二の知られざる「電話交換機の音楽」、江崎健次郎の最初期のコンピューター音楽など、会場の雑踏も混じり、時代の空気が凝縮された貴重な記録となっている。少部数増刷（外装は白）。

Yori-aki Matsudaira and others
"Night Event at Festival Plaza in EXPO '70" (special edition #2) CD+CDR+photo
OMEGA POINT Archive Series OPA-025 SP2

This special edition consists of regular CD, 2 photo cards and extra CDR. The CDR is collection of Japanese electronic music at some pavilions in EXPO '70. These sound was recorded by Kuniharu Akiyama. Limited to 80 copies. - SOLD OUT!

sound file:
tr.1 Telecommunication Pavilion (Joji Yuasa "Forest of Switchboard")
tr.5 Furukawa Group Pavilion (Kenjiro Ezaki "Computer Music No.1")

» 特定商取引法に基づく表記 (返品など)

この商品について問い合わせる
この商品を友達に教える
買い物を続ける