1947年生まれの美術家、堀浩哉はこれまで数多くの国際展に参加し、現在も絵画作品とパフォーマンス作品の発表を続けている。本作品集は、堀が組織していた美大生からなる学生運動グループ・美共闘の解散後の70年代に発表された作品の記録で、この時期、彼はテープレコーダー、タイプライター、ヴィデオなどのメディアを用いたパフォーマンスを行っていた。最近までそれらは顧みられる機会が少なかったが、今回堀の元に残されていたテープから、当時のエッセンスを満載した未発表音源を初めて公開！断片化されたテキストを読み上げ、テープディレイが施されて茫洋とした音響の表題作(tr.1)、同様の方法での、浅間山荘事件などの供述調書からのテキストリーディング(tr.5)、さらには画廊にバイクを持ち込んで、東北遠征の音を直接提示したもの(tr.3)など、音楽的な見地からはありえない、美術家ならではの治外法権！Japanese Art Sound Archive主宰の金子智太郎による詳細なライナーと多数の記録写真を、7インチ盤サイズのジャケに合体させた特殊な体裁。限定150！

（詳細と試聴）

型番	OMEGA POINT/Japanese Art Sound Archive OPS-002
販売価格	3,850円(税込)
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