オーストリアで活動する女性作家Klementの、オーストリアの放送局制作のソロ作品集と同じ時期のもので、この頃から他の演奏家のためにカッチリ作られた作曲作品が増えてくる。本作はファゴット奏者Robert Buschekによる演奏。Katharina Klement以外は知らない人ばかりだが、彼女を含めどの曲も電気的な操作は使わず、またことさらに特殊奏法を追ったりしない王道作品。Klement(tr.3)は間欠的な部分と太い持続が交互にあらわれる。Christoph Herndler(tr.4)は執拗な反復音型が形を変えながら連続し、なかなかコチラ向き。
＜試聴＞ tr.3 / tr.4

型番	ein klang records
販売価格	2,100円(税込)
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