音声詩作家Frederic Aquivivaがキュレーターとして隔年で行なわれている、音声詩と身体表現のフェスティバルを記録した豪華な出版物、最新の"4"が登場！CDは戦後の仏音声詩運動レトリスムの中心人物Isidore Isouのみのフル作品なので貴重だが・・なんと51分すべて何かをいじるようなカサカサしたごく小さな音と呼吸（最後近くにやっと大きくなるが）だけが果てしなく続くハードコア！DVDはこの企画に関連したライブの数々で、そのIsou作品 - 紙切れを振り回し、観客（足立智美が写っている）に何か話しかける意味不明、これの企画者Fredericの、器楽アンサンブルと変調テキスト、さらに場違いみたいな北欧ノイズ系の重鎮Mats Lindstroemの電子ノイズ演奏などなど、音声詩の狭い世界を打ち破る意図がアリアリ。これまでと同様、展覧会の内容を写真で紹介したA1サイズのポスター3種が見応えがある。他のポスター類やポストカードなどとともに、これもいつものスタイルでLPサイズのクリアビニール製の袋入り。
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