1961年に一柳慧がアメリカから帰国して間もなく、草月アートセンター主催で行われたこのコンサートにおいて、欧米の前衛音楽やケージ、そして一柳自身の作品と前衛思想が直接開陳されることとなった。特にライブエレクトロニクスや小野洋子のヴォイスがハードコアなノイズ的演奏を繰り広げる一柳作品がスゴイ！この半年後に初来日を果たすケージのコンサート・ツアーにおいて、日本の音楽界はより大きな「ショック」を受けることになるが、一柳らの演奏会はまさにその前夜の静かな衝撃であった。ジャケには杉浦康平デザインによるコンサート案内チラシをあしらい、時代精神も塗り込んだ入魂リリース！

disc 1 1: Sylvano Bussotti ヴァイオリンのための音楽 / 2: Morton Feldman ヴァイオリンとピアノのためのデュエット / 3: 一柳慧 ザ・パイル ＋ 弦楽器のために・第２ / 4: Anton Webern ヴァイオリンとピアノのための４つの小品 / 5: La Monte Young ヘンリー・フリントのための561
disc 2 1: John Cage 34’46.776”

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型番	Edition OMEGA POINT OP-0014
販売価格	3,300円(税込)
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