ほぼ無名といえるが、実は北ヨーロッパにおけるMaciunas公認のフルクサス作家で、数々のコンサートやフルクサスショップの運営などもした。そのかたわら、Louis Andriessenや電子音楽のDick RaaijmakersらとMES (Mood Engineering Society)というグループを作るなど、少なからず音楽に関与していたにも関わらず、おそらく本作が初の音作品集。everyday objectsと称する日用品と、電子機器を使い、テキストも含まれるコンクレート然とした内容で、当時制作されたラジオ用の作品のシリーズを、今回のために構成し直したリミックス版といえる。意外にもAlvin Curranが参加している。
＜試聴＞ side A / side B

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