こちらは発掘や復刻が中心のシリーズで、今回はありそうでなかったイスラエルの電子音楽。1972年にN.Y.に旅行した際に初期アナログシンセに出会うが、彼の興味は「瞑想」や「α波によるリラックス」にあり、なるほど本作の浮遊するシンセ音がそれを示している。しかしB面ではテキスト（ヘブライ語か）らしき声が混じり、アメリカどっぷりではない地域性を含んでいる。ちなみに1977年に自主盤として出た別の作品は、ごく最近他のレーベルから再発されている。
＜試聴＞ side A tr.1 / side B tr.1

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