INA-GRM系電子音楽作家の中では人気も絶大なParmegianiの、1960年代から80年代までの「落穂拾い」的なアルバムとでもいうべきものが登場。バリバリ実験音響と呼べるものよりも、全体にシンフォニックな音作りをする作家だが、例えば"Je tu Elles"(’69, side A-tr.4)と、"Abel-Abeth"(’90, side B-tr.3)を聴くと、こんな秀作がいままで埋もれていたのが不思議。ここでは幅広い年代を概観できるが、意外にも時代ごとの特徴が顕著なわけではないのがわかる。vol.1だから、まだまだお楽しみは続く。
＜試聴＞ side A tr.4 / side B tr.3

型番	Transversales
販売価格	4,200円(税込)
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